2013年10月31日木曜日

にっぽんのはろうぃん

    本日はハロウィンとかで、図書館から帰る途中、オレンジ色の帽子をかぶって、ぺなぺなの羽をつけたどこぞの保育園とおぼしき一団を見かけました。総勢五十名ほど。どこでTrick or Treat!するつもりなんだろう?
 ともあれ、ダイソーにすらかぼちゃグッズが並ぶ昨今、少しづつではありますがハロウィンが日本にも定着しつつあるのやも知れません。

 ところで、ハロウィン以前から、日本にも似たような行事があることをご存知でしょうか?
 中秋の名月を観るとき、ススキを飾っておだんごを供えるのは知っていると思います。でもやってませんよね。ウチもやってませんというか、私が子供の頃すでにそういうことをしている家はほとんどありませんでした。
 で、このお供えのおだんごなんですが、縁側に出しておくと、子供が細い竹や木の棒で刺して勝手に食べられたものなんだそうです。そして、お供えが出てない家の軒先で「お月見泥棒〜」と挨拶すると、代わりに干し柿や駄菓子がもらえたとかなんとか……
 なんか頼りない伝聞調になってるのは、子供の頃にはすでにそんな風習はかけらも無くなっておりまして、「こんなことが昔あったよ」という話でしかないからです。
 実体験ではないので最近になるまでけろっと忘れていたんですが、ふと思い出して検索をかけたところ、実は全国区の行事だったようです。

お月見どろぼうMAP
https://local.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=218197972907453200173.0004ca7f340c9ded26509

 はー、なんか福島のいわき市や、沖縄でもやってるみたいですね。ちなみに私が住んでいたのは名古屋であります。
 とまあ、実は日本にもハロウィンが受け入れられる下地は充分にあった、ということなのでありましょう。


  おつきみ どろぼう (ワンダーおはなし絵本)

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